LGBT法をゴリ押しした議員に説明を求める 稲田朋美氏はなぜ馬鹿げたことを(zakzak)/女性風呂事件

「心は女」の男、女性風呂に入って逮捕 LGBT法をゴリ押しした議員に説明を求める 稲田朋美氏はなぜ馬鹿げたことを

2023.11/16

恐れていたことがついに起きた。13日、三重県桑名市にある温泉施設の女性風呂に入ったとして、43歳の男が逮捕された一件だ。

男は女装して受付を通り、浴場で体を洗っていたという。逮捕後、男は「心は女なのに、なぜ女子風呂に入ってはいけないのか、まったく理解できません」と供述しているという。

今年6月、国会で強引に可決成立させられたLGBT理解増進法の〝理念〟とやらに則(のっと)り、仮にこの一件が不起訴にでもなれば、今後警察は類似事件での逮捕を躊躇(ちゅうちょ)するようになるだろう。

天下の悪法によって、日本の女性、女児の安全が脅かされつつある。女性は温泉はもちろん普通の銭湯や、公衆トイレも容易に利用しにくくなる。

ネット上のX(旧ツイッター)では、「稲田朋美」「稲田さん」がトレンド入りした。LGBT理解増進法制定に積極的だった、自民党の稲田朋美議員の発言映像とX投稿が掘り起こされ、「責任をとれ」という声があふれた。稲田氏の発信はこうだ。

「公衆浴場における衛生等管理要領では浴場と脱衣所は男女を区別することになっています。厚労省によればこの男女は身体的特徴による区別を指します。従って心が女性で身体が男性の人が女湯に入るということは起きません。また理解増進法を制定することでこのようなルールが変わることもありません」(4月2日のX)

稲田氏が「起きません」と断言したことが、いま起きている。

もっとも、市井の国民の多くはこうした事態が起きることを当たり前に予測していたのだが、弁護士資格を持つ、法律のプロである稲田氏はなぜ、こんな馬鹿げたことを言ったのだろう。

自民党の熱烈支持者の中には、「変質者は逮捕されたのだから問題ない」と強弁する人々がいる。これこそ、とんでもないことだ。

本来、ルールは社会の秩序を守るために制定されるもの。その大原則が一部の者の思い込みや利益のために歪(ゆが)められるなら、これは私たちの社会の重大な危機である。

稲田氏をはじめとするLGBT理解増進法をゴリ押しした議員、特に与党議員らに説明を求める。そして、もちろん法改正を求める。ダンマリを決め込むなら、国会議員のバッジを直ちに外してもらいたいzakzak